連載ファンタジー
第一章『真実の扉』
砂漠に近い帝国領の辺縁の街タロンを訪れた傭兵フォルマティオは、一人の美貌の少年に出会う。左目を隠した少年マティスは、稀有な能力を持ち、稀有な運命を背負っていた。
狙われるマティスの背負った過去に引きずられ、フォルマティオは運命の旅を始める。
追手は何者なのか、マティスに与えられた予言は何を導くのか、フォルマティオに語られた謎めいた言葉は何を意味しているのか――。
運命の歯車は回り始める。
第二章『星の道標』
帝国から砂漠を隔てた辺境の聖地では、影贄の儀式が行われた。星見で選ばれた少年は腕を落とされ、自らの逃れようのない運命を悟る。そして、帝国ではマティスとフォルマティオが砂漠の聖地を目指そうとしていた。
かつて大神官から語られた「砂漠の星」とは何を意味しているのか。舞台は砂漠へ、影贄の聖地へと移り、運命の星見の儀式が始まる。