「羽衣」

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 能「羽衣」の解説付きの観能に行ってまいりました。行ってよかった。次の機会があったら、また行きたいです。

 謡本も読んで予習ばっちりさ――と思っていたのですが、図書館に行く時間が取れず、あらすじのみの予習で行くことになってしまいました。
 だが、私は小さな期待をしていたので、開場時間に合わせて出かけたのです。だって、謡本を物販しているかもしれないから。開場から開演までの30分で、謡本1冊くらいなら読めるって、きっと。たぶん。
 そして、ありました謡本。買って、30分の間に読みました。――読めた、と思います。たぶん。今回の能は、時間の関係で短縮バージョンでの上演だったのですが「あ、アレが抜けてる……ような気がする」と思えたので。

 さて、予習もばっちりで開演となりまして、最初は「お能の歴史を学んでみよう!」という感じ。次は「羽衣」の解説。そして、なんと、「羽衣」のシテの天人の衣装付けを舞台の上で実演!
 衣装を付ける前のなんとも心もとないあられもない姿(注:衣装の下に着るものは着ていらっしゃるのですが/笑)を見た瞬間、ほのかに感じた期待と不安、あれはなんだったのでしょうか。
 そして、実際に次々とお衣装が着せられていき、なんと舞台の上で面までかけてくださった。私、能楽師の方が面をかける瞬間を見ることができるとは思いませんでした。

 そして、休憩を挟んで、能「羽衣」

 囃子方の音が聞こえてきて、囃子方(4人:笛方、小鼓方、大鼓方、太鼓方)と地謡(今回は4名)が登場され、後見の方も出てきて、開始。
 最初はワキの漁師さんが登場。羽衣を発見した後にシテの登場となるんですが、なんというか、白い上半身の衣装が妙に艶かしいのは何でですか; なんでだ、解説の途中は普通のちょっといい感じのお兄さんだったのに……;
 舞までの間はそれなりに端折ってあったように思いますが、その後の舞の時のお囃子がものすごく良くて。次第に喜びに激しくなっていくのにあわせて、リズムがどんどんあがっていくので、もう、ドキドキしていました。
 元々、「羽衣」の中で天人が舞うときの仕草で、両手をやわらかく広げて、そこから扇を持った右手をゆっくりと顔の前に差し上げる仕草がすごく好きだったので、間近に見ることができて幸せでした。

 ……癖になりそうです。

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