取れた席は脇正面だったのですが、橋掛り側ではなかったので、逆に見やすかったかもしれません。目付け柱もあまり邪魔になりませんでしたし。実は私、まだこの会場である梅若能楽会館で観能したことないのですよ。いつも演劇なのです; 今度は能を観にいきたいなーと思いつつ。
シェークスピアと能ってあうのかなと、実は半信半疑だったのです、本当のことを言うと。なんというか、能の形式だとギリシャ悲劇の方が似てるんじゃないかなーとか、思ったりしたりしなかったり。――そう考えると、以前観にいった新作能『鷹姫』はギリシャ悲劇っぽかったです。<岩の役の方々がコロスのようだった
で、マクベスだったわけです。魔女がコロスっぽい扱いなのかなと思ったのですが、コロスという単語に抱いているイメージほど唱和の役割にはなっていなかったように思いました――、実は能とシェークスピアの融合という印象はあまり強くなかったかもしれません。まぁ、直面ですし、謡じゃなくて台詞なので当たり前なのかもしれませんが、能特有の「そぎ落とした」という印象がなかったので。もっと能の形式を取り入れたほうが、融合と言う印象は持ったのかもしれません。マクベスという題材自体が能っぽくなかったのかも、とも思います。<ハムレットとかだとすごく能っぽくなりそう(笑)
ただ、和風シェークスピアとしては一種独特のしめっぽい日本っぽさというか、マクベスの中にあるべきしめっぽさが十二分にでていて、夢に出てきそうなくらいでした。怖かったです。一瞬自分が観に来ているのがシェークスピアじゃなくて横溝作品だったかなと思ってしまうような、魔女たちが、特に;
1幕と2幕、時間にすれば10分程度しか変らなかったのではないかと思ったのですが、2幕の展開は目が離せませんでした。
マクベス
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