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April 15, 2005

君を思う月

 大人になった――というよりは、「男」になったと言うべきなのだろうなと、ハルカは胸の内でそう思い、目の前で顔をくしゃくしゃにして笑っている横顔を見つめた。
 出会ったのはもう7年ほど前、最後の会ったのは6年以上前。その間も実質2ヶ月程度の期間しか会っていなかったというのに、なぜか、こうして不意に家に上がりこんでも違和感なく家族のように溶け込んでいる――野川という青年は、そんな気安さを持っている。

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